治験翻訳講座HOME ≫ 【通信講座】コース概要
当校の通学講座と同じく米国のNational Cancer Instituteのテキストを使って、がん治験の全体像を把握します。また、翻訳の基本的な考え方や理論を他では入手できないオリジナル教材を使用して学びます。これから和訳の基礎をしっかり勉強したい人で、同時に治験の勉強も始めたい方、またライティングの基礎技術を学びたい方にも最適のコースです。
これから本格的に治験翻訳の勉強を始めたいと考えている方、治験の基本知識はあるものの、翻訳またはメディカルライティングの技術を基礎からしっかり学びたいと考えている方。(専門知識不問)
オリジナルテキスト:「治験翻訳の基礎技術」(A4版30頁程度)
翻訳課題:「NCI Cancer Clinical Trials: The In-Depth Program」より抜粋・作成(A4版10頁)
Approximately 555,550 people in the United States are expected to die of cancer each year-an average of more than 1,500 people a day. As the second leading cause of death after heart disease, cancer accounts for one in four deaths each year. Moreover, about 1,284,900 new cancer cases are expected to be diagnosed in 2002. As widespread as the threat of cancer is among all Americans, its impact is felt disproportionately by racial and ethnic minorities, the medically underserved, and people over age 65.
National Cancer Institute 「Cancer Clinical Trials: The In-Depth Program」より抜粋
https://accrualnet.cancer.gov/sites/accrualnet.cancer.gov/files/InDepth_Book_m.pdf
当校の通学講座と同様、本講座を修了した時点で、実際に独力で治験翻訳業務ができるようになることを目的としており、治験総括報告書のシノプシス全体を翻訳することで、治験翻訳でも需要の多い分野を内包する総括報告書の全体像を把握し、特に臨床部分の翻訳に必要な技術を網羅します。教材は学習者が自分のレベルを客観的に知ることができるよう、治験文書の中核である治験総括報告書(CSR)のシノプシス(概要)を用います。指導内容には通常の翻訳添削に加え、翻訳作業に必要な資料の収集とその重要度の選別方法、クライアントや翻訳会社とのコンタクトの方法などが加わります。
和訳基礎演習コースの修了生、医学翻訳を学んだ経験のある方、治験関連の仕事をされている方、すでに治験翻訳者として活動されている方。(※和訳基礎演習コースの修了生以外の方には受講に際し、レベル判定試験を受けていただきます。)
オリジナルテキスト
公開教材:胸膜中皮腫治療薬の治験総括報告書および抗リウマチ薬の英文添付文書
資料集:参照すべき文書及びガイドライン
The primary analysis was comparison of survival time between the study arms in the RT population. Differences were assessed using a two-sided log rank test. Because an interim analysis was conducted (resulting in a decision to continue the trial to planned completion), the comparison of survival was tested at the α=0.0476 level. Comparison of survival was also tested using the Wilcoxon test.
当校の通学講座と同様、本コースの目的は二つです。一つは教材に治験薬概要書を使用することで、基礎研究や動物実験に関する知識を高めることです。二つ目は翻訳とリライトの問題を考えて、クライアントに望まれる翻訳者への道を示すことです。翻訳の経験をある程度積むと、翻訳の困難さが、翻訳対象の原文自体に内在している場合があることに気がつきます。原文に問題がある場合は原文のリライトが必要です。そのような場合、翻訳者はどこまで訳せばいいのかについて考え、また原文にありがちな間違いや不明晰さの原因についても学びます。
和訳基礎演習コースの修了生、医学翻訳を学んだ経験のある方、治験関連の仕事をされている方、すでに治験翻訳者として活動されている方。(※和訳基礎演習コースの修了生以外の方には受講に際し、レベル判定試験を受けていただきます。)
オリジナルテキスト
公開教材:白血病治療薬の治験薬概要書
資料集:参照すべき文書及びガイドライン
N4-octadecyl-1-β-D-arabinofuranosyl cytosine (N4-octadecyl-ara-C, NOAC, Alkasar-18) was selected from a series of N4-alkyl derivatives of cytarabine (ara-C), due to its strongest cytotoxic effects in murine L1210 leukemia and various xenografted human solid tumors after intravenous and intraperitoneal application.
■ 講師による10回の添削+コメント
■ 添削課題についての質問受付(※課題提出時)
■ 講師との電話チュートリアル(添削10回提出後に1回)
■ 翻訳課題テキストの訳例
■ オリジナルテキストと翻訳課題テキスト
■ 修了生の特典(コース修了後の医薬関連求人情報メール、後援翻訳会社のトライアル案内受信など)
メールで課題を提出し、メールで講師から課題の添削・コメントと訳例を受け取ります。課題の提出はおおむね1週間に1回です。
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